トイレと環境問題

ウォシュレット日本は、世界一トイレが普及した国で、衛生的だと国際社会にも認知されてきました。また、日本で生まれたウォシュレットは、今や世界中で知られるところとなり、トイレ先進国とまで言われるようになりました。しかし、ご存じの通り日本は戦後の焼け野原の中から、飛躍的に復興をはたした国で、当時一般的であったくみ取り式便所を廃し、下水道を各地に整備するためには、並々ならぬ試行錯誤と努力があったのです。水洗式の普及のために、下水道も各地に整備されていきましたが、問題点として汚水をそのまま河川などに垂れ流してしまっては、致命的な公害問題となり、衛生面でも非常に問題視されたのです。

しかしこの問題は、トイレの下水管を専用の設備で処理し、きれいになった水を川に流すことで解決していきました。しかし、次に問題となったのは、配管によるトイレのつまり問題でした。それまで、お尻をふくのに使っていたペーパーは、水に非常に溶けにくく、配管の曲がり角などでつまってしまうため、トイレに流せる紙と流せないものを一般的に理解させなければなりませんでした。同時に、各製紙会社はトイレ用のペーパーの開発に乗り出し、水に素早く溶けやすいトイレットペーパーの開発を成功させたのです。

 

トイレが詰まる主原因

トイレが非常に衛生的になり、使いやすくなったことから、現在ではトイレが室内にあるのが当たり前となってきました。また、従来までの和式便所から洋式便所へと変わっていき、トイレは次々と使いやすく機能性にあふれています。水洗式になり、非常に衛生的になってきたトイレですが、そのおかげで厄介なトラブルに陥ることも多くなってきました。

おむつそれは、トイレつまりの問題で、下水道に流すための配管は、一度詰まってしまうとトイレが利用できなくなります。トイレが詰まる主な原因は、トイレに流していけないものなどを流してしまうのが主な原因となっています。トイレには、排泄物やトイレットペーパーのみを流すように設計されています。つまり、ごく薄いティッシュであってもつまりの原因となり、生理用品やおむつなど、紙製品であっても流すと詰まりの原因となってしまいます。しかし、トイレットペーパーでも、一度にたくさんの量を流しすぎるとトイレのつまりを引き起こしてしまうので注意してください。

トイレットペーパーはすぐに水に溶けるようにできていますが、一度にたくさんの量を流しすぎると完全には溶けきれずにトイレのつまりを引き起こしてしまうのです。トイレットペーパーの使用量としては、月に3ロールから4ロールの消費が目安となっています。

また、胸ポケットに入れた小物類なども、トイレに落とすと詰まりの原因となることもあります。落としたのに気がつかずそのまま流してしまうと、トイレが詰まってしまいます。家の築年数などもトイレ詰まりに影響を与えることは多く、尿や水道水が石化していき、老朽化によってトイレが詰まってしまうこともあるのです。このようなつまりの問題は異物を流さないよう心がけたり、普段からトイレを清掃したりすることで未然に防ぐことができます。しかし、万が一つまってしまった場合にはプロの業者へ依頼することが解決への近道となります。